ギャンブル漫画「ジャンケットバンク」の概要&あらすじ
ジャンケットバンクは、2020年7月30日より「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画です。作者は田中一行さんです。
大手銀行の「カラス銀行」の地下でギャンブルが行われているという設定で、そこで繰り広げられるゲームとドラマを楽しむ作品です。
主人公は、天才ギャンブラーの真経津 晨(まふつ しん)。
ですが、序盤は銀行員の御手洗 暉(みたらい あきら)の目線で物語は進みます。もう1人の主人公とも言えます。
ごく普通の銀行員の御手洗は、ある日銀行賭博を運営する部署に異動になります。賭場で出会った真経津に魅せられた御手洗は、真経津の面倒をみる担当行員となって銀行賭博に関わっていきます。
ジャンケットバンクの魅力は「ストーリー性・キャラ・セリフ回し」
私はギャンブル漫画が好きです。
これまで「カイジシリーズ」をはじめとする福本伸行さんの作品や、「嘘喰い」「LIAR GAME」「ACMA:GAME アクマゲーム」などを読んできました。
正直、『ゲーム性』という面だけで見ると、これらの作品の方がジャンケットバンクよりもゲームが作り込まれていると思います(個人の感想です)。
にもかかわらず、ジャンケットバンクに1番ハマった理由は、『ストーリーの面白さ・魅力的なキャラクター・セリフ回し』です。
ジャンケットバンクの魅力① ストーリーが面白い
ジャンケットバンクは、ギャンブル漫画としても面白いけれど、単純に「普通の漫画として話が面白い」です。
例えば、バスケをよく知らなくても「SLAM DUNK」は漫画として面白いですよね。そんな感じです。
ジャンケットバンクもゲームのルールをしっかり理解しなくても楽しめます。もちろん、ちゃんと理解したらさらに楽しめます。
私はギャンブル漫画というか頭脳バトル漫画が好きなので「DEATH NOTE」にもハマったし、ちょっと違うかもだけど「ジョジョシリーズ」「サマータイムレンダ」なども好きです。
ジャンケットバンクもどちらかと言えば、頭脳バトル漫画なのかも。
私が勝手に決めたギャンブル漫画と頭脳バトル漫画の定義は、ギャンブル漫画はあくまでゲームが中心で、読者も一緒に「どうやったら勝てるか?」と考えることが可能です。
対して頭脳バトル漫画は、登場人物がゲームを戦っている様子を見て楽しむイメージです。スポーツ漫画の頭脳版といった感じ。
ジャンケットバンクも序盤のゲームはまだ「どうやったら勝てるか?」と考えることが可能ですが、だんだん一般人の能力では確実に勝つのは難しいゲームが増えてきます。
カードゲームに例えると、相手が何のカードを出すかを上級ギャンブラーたちは読み切っている状態で、「コンディションが良ければ読み合いは当然できるもの」として話が進んでいきます。
サイコロを振ったら狙った目が出せたりします。若干、能力バトルになっています。
なので、非現実的ではあります。でもその中で、駆け引きがあったり、登場人物の成長があったり、対戦相手との粋なやり取りがあったりして、1つ1つのゲームにドラマがあります。それが、毎回毎回本当に素敵。
ジャンケットバンクの魅力② キャラクターが素敵
ジャンケットバンクは、ギャンブラーも銀行員もみんな魅力的です。
1人1人の紹介はまた別のページでやりたいです。
ギャンブル漫画では、登場人物はわりと舞台装置というか、ゲームを進めるために出てきている感じになりがちです。でもジャンケットバンクは全員個性的で、もう全員大好きです。
キャラクターが魅力的な何よりの証拠として、日常回が面白いという点が挙げられます。
ゲームをしていない回がただの繋ぎじゃなくて、キャラクターをさらによく知るための回になっています。
真経津さんと対戦したギャンブラーの何名かは、のちに友人となって主要キャラになります。戦った相手と仲良くなるのは少年漫画の王道ですね。
ジャンケットバンクの魅力③ セリフ回しが粋・名言が多い
ジャンケットバンクはセリフ回しが最高にカッコイイ漫画です。
ゲーム中はみんなやたら語るので、ギャンブラーそれぞれの人生観のようなものが垣間見えます。名言が多いです。
名言集もまた別のページでやりたいです。
それとは別に、登場人物同士の掛け合いも好きです。
ジャンケットバンクはヤンジャン・ジャンプラどっちで読む?
ジャンケットバンクを紙で読むならば、週刊ヤングジャンプ・単行本で、電子で読むならば、「ヤンジャン!」・「ジャンプ+」で!
ジャンププラスは1週遅れで連載しています。
ヤンジャンアプリなら最新話が木曜0時から読める
ヤンジャンアプリなら最速で最新話が読めます。
- 1~3話が無料
- 4話~最新話の10話前までが初回無料(2回目以降は50コイン)
- 最新話の10話前~1話前が無料
- 最新話が120ゴールド
毎日広告動画を見ると10ゴールドもらえますが、毎週ヤンジャンで読むなら足りないので課金が必要となります。
ジャンププラスなら水曜更新で無料で読める
ジャンププラス(ジャンプラ)なら無料で読むことができますが、ヤンジャンより1週遅れとなります。
- 1~3話が無料
- 4話~最新話の6話前までが初回無料(2回目以降は50コイン)
- 最新話の6話前~最新話(1週遅れ)が無料
ジャンプラなら基本すべて無料で読めます。過去の話は2回目以降は50コインですが、毎日広告動画を見る&じゃんけんで100~160ゴールドをもらえるので、数話読み返す程度なら無料で可能です。
また、ジャンプラでは休載時に書き下ろしイラストが掲載されます。
巻末おまけ漫画を読むだけでも単行本を買う価値がある
私は最初は無料のジャンプラで読んでいましたが、最新話をいち早く読みたいという誘惑に勝てずに今はヤンジャンで読んでいます。
アプリの面白いところは、他の読者のコメントが読めるところです。おもしろい感想やネタコメントから、ゲーム展開の予想や考察まで、自分とは違った着眼点の人がたくさんいて楽しいです。
そして、単行本も買っています。売り上げ貢献という意味もありますが、単行本の魅力の1つは「巻末のおまけ」です。
2巻以降は巻末に書き下ろしイラストが掲載されています。「ギャンブラーの休日」「登場人物のプロフィール」などです。
そして10巻以降は書き下ろし漫画が数ページ掲載されています。ギャグ路線で面白く、キャラクターを深堀りできるので必見です。
ジャンプラでの休載イラストも掲載されています。
また、書店によっては単行本予約時に特典をプレゼントしていることもあります。発売すぐの売り上げは打ち切りなどの評価にも繋がるので、ぜひ予約して発売日に入手しましょう!
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